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環境変化でむしろチャンスだよ!産休育休がブランクではないと思う理由

女性が妊娠して産休・育休にはいると、仕事をおやすみすることになります。この期間は約1年間で、結構長いなーと感じている方も多いのではないでしょうか?

わたしも妊娠後期の頃、周りの同期入社の子たちは新しい部署に異動をしたりもうすぐ昇格したりする時期でした。そんな中ひとり産休に入る状況だったので、「わたしは置いてかれちゃうんだな…」「戻ってきて使いものになるのかな?」などネガティブな気持ちを抱いていました。

しかし、育休を終えてしばらく働いたいま「案外、ネガティブ要素だけではないのでは?」と思ってます。

育児の経験というのは決して無駄にならない

子どもと生活していると本当にいつも時間に追われてますよね。子どもが生まれてからあなたはたくさん考え、たくさん実践し、たくさん学んできました。

例えばです。

子どもの寝かしつけって長期戦です。その時にただぼーっとして背中をトントンするのではなく、子どもが寝たらあれやって、これやって、それやって、と頭の中でイメージトレーニングするようになったのではないでしょうか。すると、イメトレのおかげで寝かしつけ後の家事がスムーズに終わりましたよね。

また、子どもがひとり遊びをしてくれているスキマ時間に、スマホをいじっているのではなく、細切れのタスクを少しずつやるようになりました。スキマ時間はちりのようでも、積もれば山となると実感できたと思います。

さらに、やらなければいけないことの絶対量は少ない方がいいと思い、日々の家事をできるだけ簡単にできる仕組みを作りました。洗濯をラクにするためにドラム型乾燥機を導入したり、片付けをラクにするためにそもそもモノの量を減らしたり、といったところです。

上記は家事やタイムマネジメントに焦点を当てていますが、他にもいろいろな学びがあったはずです。

育児での学びを普遍的な概念に抽象化してみる

前述した育児での気付きをいったん抽象化してみましょう。

「空いた時間に先のことをイメトレすると、後の作業がスムーズ」

「スキマ時間は有効に」

「なにごともシンプルに」

こんな感じになるでしょうか。

仕事のフィールドで具体化する

抽象化した内容を「仕事」のフィールドで具体化してみましょう。

「空いた時間に先のことをイメトレすると、後の作業がスムーズ」

・通勤の電車の中で、今日やることをひと通りイメトレしておこう。

・あまり意味のない会議に出席することになったが、ぼーっと聞いているのではなくこの後のタスクの流れをイメトレしておこう。

「スキマ時間は有効に」

・今日はミーティングや照会が多いな。まとまった時間はないけどスキマ時間に少しずつ進めておこう。

「シンプルに」

・毎週出ているこの会議、そもそもでなくても困らないからこれからは欠席しよう。

・先輩から頼まれているこのタスク、手順がもっと短縮できるな。

こうしてみると育児での経験、少しは仕事の役に立つと思いませんか?少なくともまったくの無駄ということはないでしょう。

どんなフィールドでも無駄はない

気付いている方もいると思いますが、これは育児だけでなく何にでも当てはまります。仕事でも仕事以外でも、自分の頭で考え、行動し、気付くことはその人の人生にとって貴重な経験となります。

さらに「抽象化する力」があれば、ものごとを構造的に捉えることができるようになり、他に応用が効きやすくなると考えています。抽象化について優しく書かれている「具体と抽象」がおすすめ。

 

仕事から離れることで見えてくるもの

もうひとつ、産休・育休の期間を「仕事から離れなければならない」時間ではなく「仕事から離れることができる」時間と捉えてみます。

新しいことを始めることができる

わたしは妊娠する前まで、朝早く会社に行き、終わらないタスクがあるので残業し、その後終電まで上司や先輩と飲みに行く。そんな生活を送っていたので、自分の本当に思っていることなどに意識を向ける余裕はありませんでした。上司が右といえば右、左といえば左、という毎日を過ごしていて、自分がどうしたいか意識しているつもりでも、実際は考えられていませんでした。

産休にはいって、まっさらな状態でやりたいことをやってみました。すると、自分はこんなことに興味があるんだ、小さい時こんなこと好きだったなあ、など心の奥に眠っていたものを思い出すことができました。

例えばですが、わたしの場合は「ものづくり」が好きであることを再認識できました。ものづくりの中でも見た目やデザインをつくる部分が好きだということに、気づくことができました。

環境が変わると価値観も変わる

妊婦〜育児の期間はあまり外出もできず、インドアで過ごすことが多くなります。会社で毎日会っていた同僚や、週3で飲みに行っていた先輩、週末に遊んでいた友人とも会う機会が格段に減りました。

手放した分、空いた時間に別のものが入ってきます。わたしの場合はリアルの世界では人付き合いが減りましたが、ブログなどを通してネットの中の人の考えに触れることが多くなりました。共感したり、これは違うと思ったり、暮らしに取り入れてみたりしながら自分の中に新しい価値観が増えていきました。同時に、自分が今までいかに狭い世界で過ごしていたかを知りました。1つの組織の中にいるとこんなにも染まり、安心してしまうのかと少し怖くもなりました。

人間が変わる方法は三つしかない。

ひとつめは時間配分を変えること、
二つめは住む場所を変えること、
三つめはつきあう人を変えることだ。

最も無意味なのが〝決意を新たにすること〟である。
決意だけでは何も変わらない

経営コンサルタントの大前研一さんの有名な言葉です。

育休では3つのうち少なくとも、「時間配分」と「付き合う人」の2つも変えることができます。こんなチャンスはめったにないと思います。そう考えると、このチャンスを生かさない手はないですよね。

まとめ

育休のはじめの頃、わたしはこれらに気づくことができず、1年間も休んでブランクができてしまうなあと落ち込んでいました。しかし、振り返ってみると産休・育休はブランク期間ではなく実はチャンスだったのです。

これから育休をとる人、いま育休中の人に少しでもお役に立てれば幸いです。

以上でーす!またね!